海外に住む人なら理解してもらえるだろう、手に入る日本語の本はとにかく何でも読んでみる、という経験。自分の好みとは関係なく読み散らした本について書き散らす備忘録的ブログ。パリ在住なのでフランス語の本も多数。
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Sabatina James 「My Fight for Faith and Freedom」
評価:
Sabatina James
Phoenix Books
¥ 2,499
(2010-06)

ほったらかしすぎてるなあ、このブログ。本は前と変わらず読んでいるから、更新が溜まりに溜まっております。


さて、いつもと少し趣向をかえて、サバティナ ジェイムスというパキスタン人女性の自伝。近所の図書館で借りて来て、フランス語で読みました。フランス語のタイトルは「Mourir pour vivre à nouveau 」

フランス語の本の表紙は作家(サバティナ ジェイムスというのは偽名らしいけど、上の表紙の顔は本物らしい)の顔写真ではなかったので、日本のアマゾンで見て、えらい男性受けしそうなセクシー顔(キレイとは全くおもわんが)がどどんと出てきて、読み終わったあとながら、ちょっとひいたことは否めません。

これはちょっとなんかやりすぎで恥ずかしいというか、、、。イスラムの厳しい教えのせいで酷い目にあっている女性達を代表して、、という意向があって女性差別反対の活動をされてるんでしょうが、なんかエロエロ効果を出しすぎで、もちろん世の中には彼女に憧れる人たちもいるのだろうけど、私は同じ女性としてなんか微妙だ。


さて、内容。彼女はパキスタンで生まれ育ったものの、10歳のときにオーストリアにやってきて、西洋の教育と空気のなかで思春期を過ごした。でもそこはやはりイスラムな家族なわけでパキスタンには彼女の帰りを待ってる許嫁もいる。彼女が「西洋化」しすぎるということで、衛生的にも思想的にも酷い状態のコーラン学校へ無理矢理入れさせられたり、屈辱的な暴力と暴言を受けて、「おとなしく」なった彼女はまたオーストリアに戻ることができるんだけれど、家族からの侮辱や「しつけ」に耐えられなくなった彼女は、今も逃げ隠れしながら生活している。


という地下に潜ってる生活をしてるはずの人がこんな風に顔を出したりして大丈夫なんかいな、と心配になりますが。

現在はキリスト教に改宗したという彼女。キリスト教的にも宣伝になるね。


力によって誰かを従属させるということは人間がずっとやってきて、これからもずっとやっていくことなのかもしれないけれど、絶対的なる教科書であるもの(この場合はコーラン)に、はっきりと「女性が従わない場合は打ちのめさなければならない。」なんて書いてあることがものすごく絶望的。


そうしてまた今日も、女性が生きたまま焼かれてく。

| 19:45 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
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