海外に住む人なら理解してもらえるだろう、手に入る日本語の本はとにかく何でも読んでみる、という経験。自分の好みとは関係なく読み散らした本について書き散らす備忘録的ブログ。パリ在住なのでフランス語の本も多数。
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衛 慧 「上海ベイビー」
評価:
衛 慧
文藝春秋
¥ 650
(2001-03)

 いつも本の貸し借りをしているパリ在住の友人が「もうこれ返さんでいいしな。」と言って、この本をくれた。それから1週間ほどして日本からやってきた友人が「これ読んでんけどもういらんし。」と、この本をくれた。二人になぜそんなことを言うのかの感想を聞いても「うーーん。」と言うだけでそれ以上の情報得られず。

どんだけいけてへん本なんやろか。誰でもそう思うと思う。

結果/全然大丈夫でしたー。
きっと問題は、こういうおしゃれぶった感じの私小説が受け入れられなかっただけではないか、と。たしかに非常に時代遅れな印象を受けるし、多分すっごくしょうもないふっつーのことを大して巧くない描写力と、作家だけがかっこいいと思い込んでいるであろういまいちピンとこない例えで表現されていて、たしかにちょっと不快になることもある。いや、不快ではないかな、なんかがんばって空回りしている人を見て、逆にこっちが気を使って疲れる、みたいな感覚。
普通のことをまるでものすごくおしゃれなことかのように書いてあるのはブログでもよくある。なんかそういうのを読んでる気がする。

ある日ルーブルでダンスの公演があって、開始まで時間があったのでカルーセルドルーブルというショッピングモールにはいってるバージンメガストアの本売り場のソファで、この本の最後の部分を読んでいた(フランスの(とは限定できないのかもしれないけれど)バージンには座り読みオッケーのソファがある素晴らしいシステム)。本を読み終わって公演の時間になったので会場へ行こうとソファを立ち上がったら、すぐ目の前にフランス語訳のこの本が置いてあった。フランス語にまでなってる人気小説なんですね。ほー。

この人の他の本を読んでみたい。だってこの路線で他の本も書くにはかなり限界を感じるから、すっごく面白くなくて飽きるか、別に方向にいかはるか、のどっちかやと思うから。


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ちゃうねん、いけてへんとかじゃなくて、
別にそれなりに面白く読めるんやけど、
単に1回読んだらそれでええ、っていう感じ。
| Kaya | 2009/11/12 00:49 |
Kayaさん、まあどちらにしてもいけてるとは言えへんけどな。
| kana | 2009/11/13 21:28 |









 
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